橋下徹氏「議員定数削減」合意の舞台裏を暴露「どうせ否決される、アピール政治」キーマンも告白

橋下徹氏(2023年7月撮影)

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。自民党と日本維新の会の連立条件の「議員定数の削減」が合意した舞台裏を明かした。

橋下氏は「注意しなければならないのが、自民党と維新だけでは過半数ないんですよ。連立合意書にいろんなことを定めていても、一番近いところでは国民民主党。だから玉木(雄一郎代表)さんがこれからキャスティングボートを握ります」と切り出した。

「実はね、維新の議員や自民の国会議員はなんで議員定数削減について出せたかというと、どうせ野党は否決してくるだろうと。出してもアピールになって、いわゆるアピール政治です。どうせ否決されるだろうって渋々決めた議員も多いんですよ。だって小選挙区で落ちて比例で救われた議員はいっぱいいますから、自民にも維新にも」と語った。

続けて「今、(合意書に)比例とは書かれてないけど、議員定数の削減になると、復活の余地はなくなる。だから本当は反対したい。でもここはアピールするためにっていうことで否決するであろうと思ったら玉木さんが賛成するって言っちゃった。みんなが衝撃走って。これは成立するぞと」と舞台裏を明かした。

合意書の8ページ目、「十二、政治改革」内には「●一割を目標に衆議院議員定数を削減するため、令和七年臨時国会内において議員立法案を提出し、成立を目指す」とある。玉木氏は連立合意文公開後、賛意を示していた「議員定数削減」については一転して慎重な姿勢を表明している。

橋下氏は「玉木さんの方も実は議員定数削減すると国民民主、比例いますので。僕はトーンダウンしたとは思いたくない。玉木さんは比例議員削減っていうのが明確になれば、賛成してくれると僕は思ってるんですが、ここが玉木さんのポイントになりますね」と語った。

21日、衆院本会議の首相指名選挙で、自民党の高市早苗総裁(64)が第104代首相に選出された。女性の首相就任は憲政史上初。石破茂首相(68)の退陣表明から1カ月半を経て政権を引き継ぐ。高市氏は直ちに組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、自民と日本維新の会による連立政権を発足させる。物価高対策を裏付ける2025年度補正予算案の編成を指示する方向で検討している。