高市早苗氏、参院でも首相に指名される 1回目投票で過半数に1票足りず13年ぶりの決選投票に

高市早苗氏(2025年9月撮影)

自民党の高市早苗総裁(64)は21日、衆参両院の本会議で行われた首相指名選挙で、第104代首相に選出された。憲政史上初めての女性首相となった。

衆院では1回目の投票で過半数(233)を上回る237票を獲得し、首相に指名されたが、衆院と並行して参院で行われた首相指名選挙では、高市氏が投票総数246のうち、過半数の124に1票届かない123票となった。参院では1回目の投票で過半数の票を獲得した候補がだれもいなかったため、高市氏と、44票の立憲民主党の野田佳彦代表との決選投票に持ち込まれた。

決選投票の結果、高市氏が125票、野田氏が46票、無効票が47票、白票が28票という結果になり、最終的に参院でも高市氏が首相に選出された。参議院の首相指名選挙が決選投票となったのは、安倍晋三氏が選出された201212月以来、13年ぶりだった。

もし衆参両院の議決が最終的に一致しない場合は、両院協議会が開かれ、それでも意見が一致しない場合は、「衆議院の優越」で衆議院の議決が優先されることになっていた。

首相に選出された高市氏はこの後、組閣に着手する。皇居での認証式などをへて、21日夜には第1次高市内閣が発足する。高市氏はその後、首相として初めての記者会見を行う予定だ。