高市早苗首相は21日夜、就任後初めての記者会見に臨んだ。質疑応答で、早期の衆院解散の可能性を問われ「経済対策優先に取り組ませてください。今すぐに解散どうのこうのと言っている暇はありません」と述べ、否定的な認識を示した。
国民が物価高に苦しみ、農林水産業をはじめ苦境に陥っている業界が多いことにも触れながら「国民の安心と安全にかかわるインフラが損なわれるかもしれない。今、手をつけないと間に合わないことがたくさんございます」と訴えた。
一方、この日発足させた高市内閣で、「過去最多の起用か」との見方もあった女性閣僚が、2人にとどまったことについて問われると「一部で、高市内閣になったら女性閣僚が6人になるとかいうニュースが流れていましたが、私はあくまでも機会平等、チャンスの平等を大事にしている」と強調。「全員参加、全世代総力結集の考えで、組閣を行った」と述べ、女性閣僚の「数」にこだわっていたわけではないと主張した。
「国民のみなさまのため、あらゆる政策を1歩でも2歩でも進めていける。そういったことから適材適所での布陣とした」と起用の狙いを口にした上で、「まだ(22日以降に)副大臣の人事もあります。お楽しみに見守っていただけたら」と、女性議員のさらなる登用に含みを残した。