元テレビ朝日社員の玉川徹氏は22日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。21日に高市早苗内閣が発足したことに伴い、農相を務めていた小泉進次郎防衛相(44)に代わり新たに就任した鈴木憲和農相(43)の就任会見での発言を引き合いに「ちょっと心配している」と私見を示した。
農相人事では進次郎氏が防衛相として再入閣したことに伴い。農水官僚出身で農政全般に明るい鈴木氏が後任として就任した。鈴木氏は米どころの山形が選挙区(衆院山形2区)で、今年6月には、進次郎氏が進めていた随意契約による備蓄米放出の手法に、強い疑問を呈したことがあった。今回の自民党総裁選では進次郎氏ではなく、茂木敏充外相を支持している。
石破政権では、価格高騰が大きな問題になったコメについて、生産量が現状で足りていないことを認めた上で、これまで事実上続いてきた減反政策を、「増産」方針へかじを切り、「農政の大転換」といわれた。コメ政策の転換について、番組で進次郎氏へのインタビューも行った玉川氏は、「僕は、コメ問題を番組でもずっと取り上げてきた。鈴木大臣、この方は農水省出身で、小泉大臣になる前に副大臣をされていたが、コメ農政の大転換は小泉大臣になってから行われたわけで、それを引き継ぐのかどうかが、僕にとって関心があるところ」と私見を口にした。
その上で「さっそくなんですが(鈴木氏が)会見で、『マーケットの中で(コメの)不足感があれば現場で増産する』と。ここまではいいが、『供給過剰ということなら、生産量を抑制していく』とおっしゃっているんです」と指摘した。
「小泉大臣の時は、(コメを)いっぱいつくって輸出に回す、という話をされていた。(一方で)いっぱい作ってくださいと言って、ちょっと需要が足りないから、翌年は抑制してください、ということをやったら、絶対それで田んぼでの作付けを増やしてはいけない」とした上で「あれ? もしかしたら転換前の農政の方なのかなと、ちょっと心配していますね」と言及。鈴木農相が、自身も共感してきた「小泉路線」を引き継ぐのか、という観点から持論を口にした。
MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は「これからどういう政策になるのか、見ていくと言うことになると思います」と応じた。