浜田敬子氏、高市早苗首相は「女性からの支持が低い」「せっかく総理になったのなら」と要望も

浜田敬子氏(2024年2月撮影)

元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏は22日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。21日に憲政史上初の女性首相となった高市早苗首相について、自身の専門分野の1つであるジェンダー論の観点から、要望と期待を示した。

浜田氏は「政治分野の女性進出で、日本は遅れている。世界で見ても『ジェンダー後進国』になっているという意味からは、歴史の変わり目であることは確かだと思います」と述べ、高市氏の首相就任には意義があると指摘した。

ただ「一方で、高市さんが総理になったからといって、ジェンダー政策や社会的マイノリティーと言われる人への社会課題に対しての理解が進むかというか言えば、私はちょっと懸念を持っている。(高市首相は)そういう政策に熱心な発言が、これまでなかった」とも訴えた。

浜田氏は「一方で、高市さん自身は苦労されていて、いろんな問題の当事者でもある」とも述べ、「大学進学(の際の進学先を決める際)も苦労しているし、介護との両立は忙しい国会議員ではすごく大変」と、指摘。「男性中心の政界の中で生き残るのも大変だったと思う。当事者であれば、当事者への共感とかメッセージや政策を進めるのかと思ったら、逆にかなりタカ派の方に触れている。伝統的家族観を重視し、ケア労働が女性にある程度偏っている現状を、自分が介護をしていますということで体現している」と私見を示した上で、高市首相について「女性からの支持がやっぱり低いんですね。せっかく総理になったのなら、ケア労働を一手に引き受けて苦しんでいる人や、機会がなくて能力が発揮できない女性のための政策を、ぜひ進めてほしい」と述べ、今後への期待も示した。