舛添要一氏「まさに『ミニ安倍晋三』」高市首相の所信表明「初の女性宰相も全く輝いていない」

舛添要一氏(2019年10月撮影)

前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が25日までにX(旧ツイッター)を更新。24日に国会で所信表明演説を行った高市早苗首相について「まさに『ミニ安倍晋三』である」とし「初の女性宰相という点でも全く輝いていない」と酷評した。

高市氏は、安倍晋三元首相のよく使った言葉としてもしられ、安倍氏と百田尚樹氏との共著「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ」(2013年)の著書もある「世界の真ん中で咲き誇れ」という言葉を引いた「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」とのフレーズを所信表明で2回使用。2019年の安倍晋三首相(当時)の所信表明演説でも使われた「自由で開かれたインド太平洋を実現」や、2006年に安倍晋三首相(当時)が中国の胡錦濤党総書記(当時)と結んだ「戦略的互恵関係」もちりばめた。さらに、旧安倍派を中心とした自民党の裏金事件など、政治とカネの問題には触れなかった。

また官僚の人事でも、安倍政権終盤の2020年7月に米国を担当する北米局長に就任し、安倍氏と関係が深く、安倍氏が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」に立案からこれまで深く関わってきた市川恵一氏を国家安全保障局長、安倍政権の首相秘書官だった今井尚哉氏を内閣官房参与としている。

舛添氏は「高市早苗首相の所信表明演説を聞き、官邸人事を見ていると、まさに『ミニ安倍晋三』である」と指摘。さらに「人材も、5年前に退陣した安倍の遺産に頼らなくても、若い優秀な官僚は沢山いる」と苦言を呈した。さらに「高市の独自性が全く見られない。初の女性宰相という点でも全く輝いていないのは、どうしたことか。少しがっかりした」とつづっている。