【竜王戦】「藤井ストッパー」の佐々木勇気八段、四間飛車で藤井聡太竜王に対抗

過去4戦4勝と相性のいい仁和寺で初手を指す藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)

5連覇を目指す藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が佐々木勇気八段(31)の挑戦を受ける、将棋の第38期竜王戦7番勝負第3局が31日午前9時からの2日制で京都市右京区「総本山仁和寺」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手の藤井に対し、連敗中の後手佐々木が序盤で四間飛車を採用。振り飛車に今局の命運を託した。

佐々木は昨年の竜王戦で初めてタイトル戦に挑戦した。2勝4敗で敗れたが、2つの白星はいずれも完勝だった。佐々木のほか、2日制7番勝負で2勝を挙げたのは22年竜王戦の広瀬章人現九段、23年王将戦の羽生善治九段、今年の王位戦の永瀬拓矢九段しかいない。

しかも、佐々木は17年7月の竜王戦決勝トーナメントで、当時デビュー以来29連勝と将棋界の連勝新記録を打ち立てた藤井に初黒星をつけている。今回は、仁和寺4戦4勝を含めて京都府でのタイトル戦8戦8勝の藤井に初めて黒星をつけ、ストッパーぶりを発揮したい。

持ち時間は各8時間。両日ともに午後0時30分から1時間の昼食休憩、午前と午後のおやつが出される。初日は午後6時の段階で手番の側が封じ手を行い、2日目へと指し継がれる。