高市早苗首相は1日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。10月31日に、就任後初めて行った中国の習近平国家主席との日中首脳会談について、心境をつづった。
同日夜の投稿に「中国の習近平国家主席と会談しました。懸案や意見の相違があるからこそ、私達が直接、率直に対話することの重要性を申し述べました」とした上で「様々な懸案を伝えるとともに、協力の可能性についても議論しました。今後も、邦人の安全と地域の平和のために、習主席としっかり対話を重ねていく考えです」と記した。
ともに笑顔は見せずに握手をする自身と習氏の写真や、会談の様子をとらえた写真も投稿した。
高市首相は習氏との会談冒頭で「日中間にはさまざまな懸案と課題もあるが、それらを減らし、理解と協力を増やし、具体的な成果を出していきたい」とした上で「私は信念と実行力を政治信条としてきた。率直に対話を重ね、首脳同士の関係も深めていきたい」と習氏に呼びかけた。
両首脳は、日中両国の共通利益を追求する「戦略的互恵関係」の包括的な推進方針で一致した。一方で高市首相は、沖縄県・尖閣諸島周辺を含む東シナ海での中国の活動や、レアアース(希土類)の輸出管理など日中間に横たわる複数の課題についても「具体的に率直に申し上げた」と、会談後の取材に明かしている。