日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が、2日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(関西ローカル)に出演。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版が報じた維新の藤田文武共同代表側の公金還流疑惑について言及した。
パネリストの西田亮介氏が「足元で藤田さんのスキャンダルが出てきている。どうなさるんですか」と質問すると、吉村氏は「藤田さんが来週きちんと説明すると言ってます。中身について、実際に実体のある取引であるということと、藤田さんがきちんと説明したいことがたくさんあるというので、週明けにきちんと説明させます」と従来通りの説明をした。
パネリストの古市憲寿が「橋下さんがワーワー言ってるじゃないですか。正直うざいですか?」と質問。維新創設者の橋下徹元大阪市長はXで「公金着服のビジネスモデルの疑いあり」「藤田氏側の会社が利益を取っていたならアウト。維新の身を切る改革は大虚構になる」などと批判している。
吉村氏は苦笑いしながら「うざくないですよ。それは、うざくないですよ」と否定。ジャーナリストの須田慎一郎氏が「日本維新の会は橋下さんの言っている通りに動くんですよ。影響力はあるのですか?」と直球を投げ込むと、吉村氏は「橋下さんも松井さんもいろいろおっしゃってますけど、元々一緒に。創業者でもありますし」と説明すると、須田が「頭上がんないですか?」とツッコむと、吉村氏は「それは、どうかな~」と下を向いて話すと、スタジオは笑いの包まれた。最後に「でも本当にOBなんで、僕らは僕らの判断をします。松井さん、橋下さんの僕の意見が真っ向から反対することはある と思う」と答えた。
赤旗は藤田氏側が17年6月~24年11月に自身の公設第1秘書の会社に約2000万円を支出し、その会社が同秘書に年720万円の報酬を支払っていたと報じた。約2000万円のうち9割以上は公金からの支出だとも指摘した。
藤田氏は10月30日、X(旧ツイッター)で「全て実態のある正当な取引であり、専門家にも相談の上で適法に行っている」と反論している。