紀藤正樹弁護士「統一教会事件の悲惨さ」安倍元首相銃撃事件、公判で示された被告母のメールに

紀藤正樹弁護士(2022年9月15日)

宗教やカルト問題に詳しく全国統一教会被害対策弁護団の副団長の紀藤正樹弁護士が14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。13日に奈良地裁で開かれた安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の第7回公判で示された、山上被告と家族のメールについて「統一教会事件の悲惨さ」と一言、ポストした。

13日の第7回公判では、被告の母親が証人として出廷したほか、被告が兄(死去)と送ったメール、母が家族に送ったメールなどが示された。

公判では、旧統一教会に1億円を献金したという母親について、被告は兄に「身内に教会員がいる限り、死ぬまで骨をしゃぶりつくされる」とメールしていたと示された。母親は家族に「韓国行くから30万貸して、韓国行かないと死んでしまう」とメールしていたという。

弁護側は初公判の冒頭陳述で、被告が犯行に至った背景として、母親が旧統一教会に1億円を献金し「自身や家族の人生が翻弄(ほんろう)され、教団への復讐(ふくしゅう)心を強めた」と説明していた。

紀藤氏は、この法廷で示されたメールの内容を報じた記事を引用した上で「統一教会事件の悲惨さ」と一言、ポストした。