「Forbes JAPAN Web」編集長の谷本有香氏が24日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。
高市早苗首相の台湾有事をめぐる「存立危機事態」答弁に中国側が強く反発し、緊張状態が続いている日中関係と今後の展望について、自身の経験を交えて語った。
2012年に北京の大学への留学経験がある谷本氏は当時について、「日本人は日本語しゃべっちゃいけないとか、いろいろな行動制限をされました。学生さんとのいろいろな交流の機会も奪われました。現地にいらっしゃった在留邦人にも不当な拘束があったり、不当な法律を適用してきた。政経分離だとはいえ、ここは一体。日本の企業としてはどういう形で代替的な経済網を構築していくか考えあぐねていたので、今回そういったところの配慮もやっていかなければならないと思いました」と語った。
ゲスト解説として出演したキャノングローバル研究所上席研究員で、中国の事情に詳しい峯村健司氏も、「私も北京にいて、状況を見ていましたが、あの時と同じか、もしくはそれ以上の感じになっていますので、もっと悪いことも考えて置いた方がいいと思います」と深刻な顔で同調した。
谷本氏は今の両国の状態について、「対話を続けるにしてもパイプ役がいない」とした上で、「政治って、ある種の抑止力というものを表現していかなければならない。それが挑発になってしまわないよう、難しいラインを見つけていかなければならない。そこがどこなのか、政治家でさえも分かってないような気がします」と分析した。
これには峯村氏も「バランス」という言葉をつかい、「政府ではなく、国会議員や民間の方でもいい。そういう方を使える態勢にしておくことが重要だと思います」と人材活用を指摘していた。