「おときさん」こと、歌手の加藤登紀子(81)が30日、TBS系報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言で日中関係が緊張状態となった余波で、日本の歌手が中国で活動できなくなっていることに「ショック」と心境を明かした。
旧満州、中国・ハルビン生まれの加藤は、今年8月に故郷でコンサートも開催した。司会の膳場貴子から「加藤さんは中国でもコンサートをなさっていますし、この事態、本当に身近に感じていらっしゃるんじゃないですか」と聞かれると、加藤は「本当にショックですね」と吐露。「戦争という傷跡がある中で、新しい意味でのフレンドシップを構築していくという意志を持ってやっている。本当に今、親日的なんですよ、中国の人たちって。特に音楽は、新しいポップミュージックをやっている人たちは、日本のポップミュージックを聴いて育っている世代。日本の音楽と対するリスペクトはすごく高いです。アニメも」と私見を口にした。
続けて、「残念なのは、たった一言の発言でこんなに変わってしまうの。ちょっと冷静になりたい」と述べ「いろんなコンサート、浜崎あゆみさんの上海公演が中止になったり、ゆずの中国公演が中止になったりしています。とても残念。あらためて民間の中での交流活動はちゃんと続けられるようにしてほしい」と要望していた。