経済学者の成田悠輔氏が30日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。高市早苗首相の経済対策についてコメントした。
番組は議論が進む税制改正について取り上げ、「年収の壁引き上げ」「法人税の租税特別措置」「住宅ローン減税」「出国税の引き上げ」など主なテーマを紹介した。
成田氏はずらりと並んだ議題について「いろいろ並んでいて、漢字も多いし難しい」と苦笑しつつ、「それぞれかつてから議論されていた話が多くて、特に“高市色”という強いものがあまりない印象」と私見を述べた。
また「減税方向に行っているものと増税方向が混じっている。イメージとしては、アクセルを踏みながらブレーキ踏んでるみたいな印象があって、結構散漫だな」と語り、「要は何が軸で、何がコピーで、何が看板なのか見えにくい。それは税制改正だけじゃなくて、高市政権の経済対策全体に言える話なのかな」と指摘。高市首相の経済対策について「積極財政っぽい雰囲気が醸し出されていたけど、たたかれると責任が重要だってことになって、結局何も言ってないような感じに落ち着いていると思う」と話した。
さらに「高市政権の新鮮さが失われた時に、この政権は何をやっているのかというひと言のイメージみたいなものがなくなってしまっている気がする」とも述べ、「どうせなら『庶民の生活が大事です。そのためには金持ちどもから搾り取れるだけ搾り取ります』ぐらい言ってもいいんじゃないか」と持論を展開した。