立憲民主党の辻元清美参院議員が4日、X(旧ツイッター)を更新。年末恒例「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の年間大賞に女性初の内閣総理大臣となった高市早苗首相(64)の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選ばれたことについて、私見を述べた。
辻元氏は「あれ?と思った。そんなに流行ったかなと。インパクトがあったのは『ワークライフバランスを捨てる』の方では」と疑問を投げかけつつ、「『働いて働いて』という高市総理の言葉自体はよくある決意表明(総理や大臣になってそう思わない人はいないだろう)。『ワークライフバランスを捨てる』があったから、注目をあびた。これ、セットにして選考するのが筋だったのではないか」と指摘。「今回の流行語大賞は、選考者の意図は知らないが、発言の文脈をむりくり修正し、幕引きに使われた感がある」と私見を述べた。
続けて「受賞理由も驚いた」とし、受賞理由として公式サイトにも掲載された「高市流『シン・ワークライフバランス』で、強靱で幸福な日本をつくっていこう」との一文を引用。「そもそもこの概念が不正確かつ軽く扱われているのだな、と残念な気持ちになった。私は国対委員長として『働き方法案』の裁量労働制をめぐって安倍政権と対峙したとき、家族を過労死で亡くした方々から直接話をうかがってきた。この言葉の背景には失われた命があることが、もう風化されているのか--と悔しくてならない」と吐露し、「『流行語』は、権力への忖度でなく、時代への警鐘であってほしい」と願った。