皇后さまが12月9日、62歳の誕生日を迎えられ、ご近影とコメントが同日、宮内庁公式サイトで公開された。
皇后さまは花柄の入った、光沢のある薄いブルーのドレススーツにパールのネックレスを合わせた近影を公開。天皇陛下と並んだ写真や、談笑する写真もアップされた。
62歳を迎える感想のコメントでは、まず戦後80年を迎えたことに触れ、世界平和への思いを明かした。さらに、9月に天皇陛下や長女愛子さまと観戦した世界陸上の東京大会や、3年連続MVPを獲得したドジャース大谷翔平投手らの活躍にも触れた。
皇后さまはこの1年の公務を振り返る中で「9月には東京2025世界陸上競技選手権大会が開かれ、最終日のリレー競技などを家族で観戦することができました」と世界陸上に言及。「愛子と私にとっては初めての新しい国立競技場を訪れ、大勢の観客の声援の下で世界各国の選手が熱戦を繰り広げる姿を実際に見ることができ、うれしく思いました」と胸中を明かした。
さらに「他のうれしいニュースとしては、今年、坂口志文大阪大学特任教授がノーベル生理学・医学賞を、北川進京都大学特別教授がノーベル化学賞を受賞されることとなりました。長年にわたって自らの研究を根気よく続けて来られた業績が世界的にも高く評価されたもので、その功績に敬意を表します」と日本人のノーベル賞受賞者が誕生したことも喜んだ。続けて「また、米国メジャーリーグの大谷翔平選手が、55本塁打を打つとともに、投手としても本格的に復帰し、3年連続通算4度目のMVPに輝きました。大相撲では、九州場所で安青錦関が初優勝し、祖国ウクライナの戦乱を逃れて日本にやってきた高校生が、一心に稽古を重ね、日本の伝統である大相撲で大関まで昇進したことに感銘を受けました」と言及。「こうした方々が、日々の努力の積み重ねにより、新たな世界を切り開いてこられた姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれたものと思います」と思いを寄せた。