共産党の政策委員長、山添拓参院議員が28日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本維新の会の吉村洋文代表が、自民党と維新の連立合意書に記している臨時国会での衆院の議員定数削減を「議員立法案を提出し、成立を目指す」との合意をめぐり、野党の反発で審議入りの見通しがたっていないことに「決めない国会はまっぴらごめんだ」などと発言したことについて「独りよがりが過ぎる。民主主義を壊す政治こそ、まっぴらごめん」と批判した。
維新は、衆議院の定数を1割を目標に削減することなどを盛り込んだ法案を自民党と共同提出しているが、野党の反発を受け、審議入りの見通しが立っていない。国会は17日に会期末を迎えることもあり、吉村洋文代表は12日、「結論が出るまで(臨時国会の)会期を延長すべきだと思います。決めない国会はまっぴらごめんだ」と発言した。
自民と維新の共同提出した法案は、与野党協議会で選挙制度改革の結論が1年以内に出なかった場合は、小選挙区25議席、比例代表20議席の計45議席を「自動削減」する条項を盛り込んでいる。公明党の斉藤鉄夫代表は「民主主義の手続きを否定するやり方」、立憲民主党の野田佳彦代表は「立法措置を前倒しで決めておくことは許されない」「政権維持のためだ。認めてはいけない」と語るなど、野党からは大きな反発があり、自民と維新は臨時国会での成立を見送るとの見方もでている。その中で、連立合意で定数削減を「改革のセンターピン」と強調していた吉村氏が「決めない国会はまっぴらごめん」とけん制してみせた形だ。
山添氏はXで「定数削減法案が思惑どおり進まず、『結論を出さずに終わる、こんな政治はまっぴらごめん』と維新・吉村氏」と、吉村氏に言及。「結論ありき、期限ありき、選挙制度についての議論の経過も無視した乱暴な法案ゆえに進まないのであり、独りよがりが過ぎる。民主主義を壊す政治こそ、まっぴらごめん」とポストした。