【将棋】オールスター 「私に負けると幸せに」山崎隆之九段 トークの対象は

「SUNTORY 将棋オールスター東西対抗戦2025」の前日会見に出席した西軍と東軍の棋士(2025年12月13日)

日本将棋連盟の所属棋士が東西に分かれ、6人による団体戦、「SUNTORY 将棋オールスター東西対抗戦2025」が14日、東京・代々木の明治神宮会館で始まった。

西軍は藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)豊島将之九段(35)山崎隆之九段(44)久保利明九段(50)稲葉陽八段(37)上野裕寿五段(22)。東軍は中村太地八段(37)羽生善治九段(55)伊藤匠2冠(叡王・王座=23)高見泰地七段(32)長谷部浩平五段(31)宮嶋健太四段(26)。

対局前のあいさつで、伊藤2冠と第6局でぶつかる山崎が「私に負けると幸せになれる」と、謎の「山崎ワールド」を展開した。

過去2回、山崎は増田康宏八段と戦い、いずれも勝った。「対戦相手が決まった時に、『なんで増田さんじゃないんだろう』と思いました」と、事情を知っていると思われる観客を笑わせた。

実は、伊藤には公式戦でも非公式戦でも勝ったことがない。「伊藤さんに耳寄りな情報を」と、何やら微妙に切り出した。

続けて、「私に負けた増田さんは(2年前のオールスターのトークショーで彼女の存在を報告して)デートに成功され、A級に昇級。その次は負けてタイトル戦(今年2~3月の棋王戦)に挑戦され、ご結婚されました。今日は最後まであきらめずに食らい付いて、伊藤2冠を幸せにできるようにしたい」と、うまくオチまでつけていた。