今年で5回目を迎える「SUNTORY 将棋オールスター東西対抗戦2025」が14日、東京・代々木の明治神宮会館で行われた。日本将棋連盟の所属棋士が東西に分かれ、6人による団体戦で優勝を争う。対局の合間には出場者によるトークショーが行われた。
東軍メンバーの伊藤匠叡王・王座(23)が意外な一面を見せた。口が重い印象だったが、思いをスラスラと口にして、観客を笑わせた。
「今年1番印象に残っている対局」がテーマになった時だった。12日に行われた棋王戦挑戦者決定トーナメント敗者復活戦を挙げた。兄弟子の斎藤明日斗六段(27)に敗れた一戦だ。
棋王戦では、ベスト4以上は2敗失格という独自のルールのため、斎藤には準決勝と敗者復活戦とで連敗した。「往復ビンタをくらった感じで、かなり悔しいです。内容的に勝てていました。連敗は避けたいと思っていました。引きずっていました」と感情をあらわにした。
長谷部浩平五段がトークショーで「インドに行って、ガンジス川でいろいろ洗い流したい」と話していたのを受け、「私もいろいろ洗い流したい。エゴが詰まった人間なんで」とも笑っていた。