14日に投開票された静岡県伊東市の出直し市長選で敗れ、再選されなかった田久保真紀前市長(55)は16日、自身のインスタグラムを更新。選挙戦での支援に謝意を示す動画を投稿した。動画ではあるが、選挙後に田久保氏が姿をみせたのは初めて。
「みなさんおはようございます。田久保真紀です」と切り出した田久保氏は、好んで着用してきたカラー、紫色のフードが付いた上着姿。「市長選では、本当にたくさんのみなさままからのご声援やご支援、ありがとうございました。寒い中、わざわざ表まで出てきていただいて握っていただいた手がとっても温かくて、車の中からのたくさん声援をいただきました。本当にうれしかったです」と、選挙で支援を受けた有権者に、笑顔で感謝の言葉を口にした。
その上で「今後につきましては、しばらく未定」と述べ、「何か決まりましたらこちらの動画の方からお知らせしてまいります」と告知。「みなさん、本当に本当に本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです」と述べ、手を振る様子をみせた。
動画には「感謝の気持ちでいっぱいです また必ずどこかの機会で会いましょう!」などのテロップも付けられた。
投開票の14日、結果判明後にメディアの取材に応じる予定になっていたが、15日午前1時になって「今日は応じられない」と、陣営側がメディア側に伝えた。田久保氏は15日午前4時すぎに更新したX(旧ツイッター)に「これだけの逆境の中でも私を信じて支えてくれたみなさんの想いに感謝しかありません。今回の選挙戦で繋がったみなさんとの絆はいつまでも私の宝物です」と書き、「自宅の周辺にマスコミが押し寄せた為、選挙後のコメントを取りやめざるを得ませんでした」などと記していた。
田久保氏の学歴詐称問題をめぐる対応などが争点となり、過去最多の9人が立候補した同市長選では、国民民主党静岡県連の推薦を受けた元市議の杉本憲也氏(43)が、田久保氏や、今年5月の市長選で敗れるまで2期務めた元職の小野達也氏(62=自民静岡県連推薦)ら8人をやぶり初当選した。田久保氏は3位の票数に沈んだ。