自民党の石破茂前首相は、23日夜に放送されたフジテレビ系「ホンネ喫茶 永田町」にVTR出演。首相在任中に会談した中国の習近平国家主席の印象について「底知れぬ雰囲気。悪魔的とは言わないが、奥が深い」と、口にした。
自身の後を継いだ高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁で、日中関係が悪化していることをめぐり、インタビュアーを務めたNHKアナウンサー出身のタレント神田愛花から、自身の在任中と「日中関係が全然違う関係になってしまっている」と指摘される場面も。石破氏は「それはそれぞれのスタイルだから、今の総理は今の総理のスタイルでやっている」と、直接の評価は避けた。
その上で「交渉する時には、よそ行きの言葉ではなく本音を言わないとね」として、2002年、小泉内閣で防衛庁長官として初入閣した際のことを振り返った。「70歳を過ぎていたかな、勲章をいっぱい付けていた」中国の国防大臣と会談した際のことに触れ、「『酒で勝負だ』と言われ、飲み比べになった」と明かし、「もちろん(自分が)勝った」と、酒を酌み交わすことを通じた交流を、中国側のカウンターパートと行ったと述べた。
神田から「今は本音で会話できていない?」と、高市首相の中国との向き合い方について問われると、石破氏は「まだまだ、これからですよ。始まったばっかだもん」と、口にした。