駐日EU代表部も中国非難コメ投稿「台湾周辺での軍事演習が国際的な平和と安定を脅かしている」

駐日欧州連合代表部のXから

駐日欧州連合(EU)代表部が2日、公式Xを更新。EUの報道官が中国の台湾周辺における軍事演習を批判する声明を出したことを投稿した。

同部は日本語で「EU報道官は30日、中国の台湾周辺での軍事演習が国際的な平和と安定を脅かしていると指摘、緊張をさらに高める可能性のあるいかなる行動も避けるよう呼びかける声明を出した」と記述。「EUは特に武力や威圧による現状変更を目的としたいかなる一方的な行動にも反対する」とした。

中国軍は先月29日、台湾を包囲するようなエリアで軍事演習を開始。昨年4月以来の台湾周辺における大規模軍事演習となり、「台湾独立勢力と外部干渉勢力に対する厳重な警告」などと主張している。トランプ米政権による台湾への武器売却承認や、高市早苗首相の発言などをうけ、牽制する狙いがあるとみられている。

この件をめぐっては、在日米国大使館も2日にXを更新し、「米国務省副報道官」のコメントとして日本語で「台湾や地域諸国に対する中国の軍事活動と発言は、不必要に緊張を高めるだけである。われわれは中国政府に対し、自制を働かせ、台湾への軍事的圧力を停止し、建設的な対話を行うよう強く求める」との文章を掲載している。

Xのプロフィル欄によると「駐日欧州連合(EU)代表部は、EUの大使館であり、EUに主権が移譲されている政策分野について、加盟27カ国を代表して日本政府と折衝を行っています」と記されている。