萩谷麻衣子弁護士は7日、水曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演。衆院解散・総選挙が今年中に行われるとの見通しが、永田町でささやかれていることについて「(高市政権を)国民が評価できる実績をつくってから解散していただきたい」と、苦言を呈しながら答えた。
番組では、テレ朝政治部与党キャップの見立てを踏まえて「2026年度予算成立後の春」「通常国会会期末の6月下旬」と、2つのタイミングで衆院解散の可能性があると伝えた。
MCの大下容子アナウンサーに「今年中の解散はありますでしょうか」と見解を問われた萩谷氏は「憲法の趣旨からすると、解散というのは、国民の利益のための大義がある時に行うもの。ただ最近の解散は、国民の利益ではなく、与党や政権の利益のためにいつ行うか、ということばかりが優先され、コメントする方も違和感を覚える」と、衆院解散のあり方をめぐり苦言を口にした。
その上で「高市政権の支持率は高いですが、実績に対する評価ではなく、期待値の大きさだと思う」と、指摘。「物価高に対する対策の実感というものを国民の多くはまだ得ていないでしょうし、円安も進んだままで、外交に関しても存在感を示すような実績は、まだつくっていない」と述べた上で、「その中で解散をしても、国民としては評価できるものがないので、評価できる実績をつくってから解散をしていただきたい」と、注文をつけた。
「春とか、6月というのは、どうかなと。単に方向性を示しただけで終わってしまった状態での解散じゃないかな、というのはすごく違和感を感じます」とも述べ、永田町で飛び交う早期解散の見方と一線を画すように訴えた。