キヤノングローバル研究所上席研究員の峯村健司氏が8日、フジテレビ系「サン!シャイン!」(月~金曜午前8時14分)に出演。アメリカが台湾有事を黙認する可能性について私見を述べた。
番組では、トランプ米大統領が掲げる「ドンロー主義」について紹介。峯村氏によると、アメリカ大陸を中心とする西半球に外国勢力が影響を及ぼした場合、アメリカがそれを排除するというもの。トランプ氏は、アメリカ大陸以外のアジア、ヨーロッパといった東半球は中国、ロシアなどが管理すればよいと考えているとし、「トランプさんが今集中しているところでいうと西半球。後はあまりしったこっちゃないと、今後なる可能性がある」と指摘。アメリカが東半球に関与しなくなることで「西半球にいない日本は重要じゃないと。日米同盟がだんだん薄くなっていくという事態を考えなければならない」と語った。
また「トランプ大統領と中国の間で、台湾に関する交渉が進んでいる可能性は」と聞かれると、峯村氏は「具体的には進んでいないと思いますが」としつつ「それを示唆するような動きがありまして」と解説。これまでトランプ氏は台湾問題について「平和的に解決を」と言い続けてきたが、昨年10月の米中首脳会談で台湾に言及せず。翌11月の米中首脳電話会談では「中国にとって台湾問題の重要性を理解している」と発言した。
峯村氏は、トランプ氏の台湾問題をめぐる発言の変化について「中国の主張を認めるようなことも言っている。今後今年になって、台湾をめぐって米中で何らかの密約とかっていうことやる可能性は否定できない」と自身の見解を述べた。