高市早苗首相「解散についてですか?」8日収録NHK番組では衆院解散触れず「今は目の前の…」

高市早苗首相(25年12月撮影)

23日召集の通常国会冒頭での衆院解散を検討していることが明らかになった高市早苗首相は、11日に放送されたNHK「日曜討論」(日曜午前9時)にVTR出演した。

この日の放送は、各党党首に今年の展望を問うインタビュー企画だったが、高市首相のパートは「8日に収録されました」というテロップが入ったものが放送された。

高市首相は、通常国会会期中の解散について問われ「うーん。解散についてですか」と前置きした上で、「今はとにかく、令和7年度の補正予算を、せっかく年内に成立させていただいたので、早期に執行することを各大臣に指示している。国民のみなさまに、物価高対策や経済政策の効果を、ちょっとでも早く実感していただきたいところがあるので、今は、目の前の課題に取り組んでいるということです」と語った。

一方で「政治の安定なくして、強い経済政策も外交安全保障も実現は難しい。できるだけ、政治が安定する形をつくっていきたい」とも語った。

高市首相はインタビューの中で、122兆3092億円の規模に及ぶ26年度予算案に込めた強い思いを語り、詳細な内容に触れながら「思い入れがある」とも述べた。もし、通常国会冒頭での解散となれば、投開票日は2月8日か同15日が軸となり、この間国会審議がストップする。予算案の年度内成立は困難となるため、高市首相の予算案に対する思いとの整合性を問う声も出ている。

首相動静によると、高市首相は8日午後、今回の番組収録に臨んでいる。