玉川徹氏、衆院解散検討の高市首相の思惑「支持率が高いうちにということは、今後低くなると…」

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は12日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。高市早苗首相が、23日に召集される通常国会冒頭での衆院解散を検討していることが明らかとなったことをめぐり、「事情が、本当のところ知りたいですよね」と指摘した。就任後から2カ月以上、7割以上の高い支持率が続いていることが背景にあるとみられることを念頭に、「支持率が高いうちに、ということは、これから低くなると思っているのかなと、ちょっと思いますね」と、思わせぶりに語る場面もあった。

高市首相は当初、早期解散に慎重だったとされるが、高支持率が続く中、周囲の進言を受けて早期解散にかじを切ったとみられている。番組では、「『支持率が高いうち解散』。意表を突くタイミングだが、一気呵成(かせい)に議席を増やし政権基盤を強化するの狙いがあるのでは」とする、同局政治部の千々岩森生・官邸キャップの分析をまじえ、与野党ともに「寝耳に水」だった高市首相の、「奇襲」ともいわれる解散検討について伝えた。

これに対し、玉川氏は「(早期解散検討に傾いた)事情が、本当のところ知りたいですよね」とした上で、「シンプルに考えて、党利党略的には『支持率が高いうちに』というのはそういうことなんだろうと思うが、支持率が高いうちに、ということは、これから低くなると思っているのかなと、ちょっと思いますね」と、思わせぶりに語った。

今回の解散検討報道をめぐり、選挙が行われれば一定期間の政治空白が生じ、物価高対策も盛り込まれた26年度予算案の年度内成立が困難となることから、野党からは強い批判の声も出ている。玉川氏は「どんな国でも、物価高が続くと、それを変えて欲しいということで政権に期待が集まるが、変わらないと支持率は下がる。アメリカも今、そんな感じになっている」とした上で、「今やっている積極財政は重要な刺激策で、結果的には物価を上げる方向の政策になる。これからさらにそういうことが起きる可能性があり、もしかしたら今のうちに、ということかもしれない」と推測していた。