藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)が昨年に続いて永瀬拓矢九段(33)の挑戦を受ける、将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第1局は12日午前9時、静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」で再開された。2日制の初日となった11日は、先手の永瀬が69手目を封じて初日を終えていた。角換わりから先に仕掛けた永瀬に対し、藤井が受けに苦慮しながら反撃に転じて複雑な局面となっている。
午前10時30分になり、おやつが出された。永瀬は3連投となる「完熟メロンまんじゅう」(2個)と、フレッシュジュース(紅ほっぺ)、藤井は「深蒸し茶のスコーン(あんこ&クリームチーズ)」と掛川和紅茶を頼んだ。
初日から、詰みまでありそうだった展開は、お互いに時間を使いながら濃密な指し手が続いている。ここ数手が勝敗を左右しそうな難所を迎え、水面下での読み合いが続いているだけに、糖分の補給は必須だ。
持ち時間は各8時間。初日は永瀬が3時間18分、藤井は3時間57分消費している。2日目は永瀬が4時間42分、藤井が4時間3分の残り時間で戦う。午後0時30分からは1時間の昼食休憩があり、午後3時に最後のおやつが出される。12日の夜までには決着の見込み。