「いままでにない大混乱の選挙」になっても高市首相が解散検討の背景 政治ジャーナリストが指摘

鈴木哲夫氏(2022年6月撮影)

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が12日、カンテレ制作のフジテレビ系の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。番組では高市早苗首相が23日召集予定の通常国会冒頭での衆院解散を検討していることを伝えた。

鈴木氏は「取材した議員の中で通常国会の冒頭での解散はほとんどいなかった」とし、自らも「まさか予想していなかった…」と話した。

今回の解散の狙いについて「高支持率のうちに政権基盤を強化したい。維新と組んでいるが、単独で自民は過半数を持っていない。これからもいろいろと気をつかっていかなければいけない」と背景を解説し、高い支持率の中で、自民党が単独過半数の獲得となれば「政権運営は安定する」と指摘した。

一方で重鎮の国会議員への取材では「政治資金の問題、日中の問題、官邸幹部の核保有発言など、国会での追及をかわすため」との見方もあるとした。

23日解散の場合、2月8日か15日投開票が想定される。自民と連立を組む日本維新の会とは約60選挙区で競合が見込まれるが、調整は難航必至。連立離脱に伴い自民党との選挙協力を「白紙」としている公明党の票の行方など、次期衆院選は「いままでにない大混乱の選挙になる」と予想した。