元自民党参院議員の山本一太・群馬県知事は13日までに公式ブログを更新。12日に投開票された前橋市長選で、ラブホ問題で辞職した前職の小川晶氏が再選を果たした結果について「残念な結果に!」と投稿した。
山本氏は、小川氏の対抗馬で自民党県議らが支援した新人丸山彰氏を全面的に応援していた。開票結果は、小川氏6万2893・536票、丸山氏5万2706・463票(選管最終。小数点以下は案分票)で、約1万票差で小川氏が丸山氏を破る結果となった。
山本氏は「『まるやま・あきら』候補は、(残念ながら)当選には届かなかった」と切り出した上で「圧倒的な知名度を誇る『ほぼ現職』を相手に、新人候補が『大健闘を見せた』と言っていい!」と丸山氏の選挙戦をたたえ「皆さんのような人が県都前橋にいたことを本当に嬉しく思うし、同じ目的のために一緒に戦えたことを誇りに感じている!(ニッコリ)」と記している。
小川氏に対しては「小川前市長には、当選のお祝いを申し上げたい!市民の民意で選ばれたからには、しっかりその責任を果たして頂きたいと願うばかりだ」とメッセージもつづった。また、13日の知事会見で「まとめて感想を述べようと思っているが、冷静に言葉を選ぶつもりだ」とも記している。
山本氏は丸山氏を応援する投稿を繰り返していたが、投開票前日の11日にもブログを更新し、「振り返ってみると、ここまでの小川陣営の戦略は、実に老獪かつ巧妙だったように見える」と、選挙戦を分析していた。
山本氏は「個人的な分析」と前置きしつつ「小川前市長は、ラブホ問題が発覚した後、市議会から辞職を求められても、前橋の経済界から事実上の退陣要求を突きつけられても、『検討する』と繰り返すばかりで、辞職するそぶりを見せなかった。そして、辞職後の出直し選挙を『出来るだけ早い時期』にセットすると同時に、投票日の1ヶ月前まで、正式な出馬表明を伸ばした」と指摘。「残念ながら、この作戦も功を奏した。(ため息)」とし「全ては潜在的な対抗馬に与えられる時間を、可能な限り縮めるためだったと捉えている」などと記していた。
また、丸山氏を応援した自身への反響について「加えて言うと、小川氏を応援する一部の人たちが、『山本知事が小川氏を批判するのは、自らの利権を守るためだ!』『丸山氏は知事が擁立した肝入り候補で、この戦いは知事との代理戦争だ!』という2つのウソを、執拗に流布したことも、一定の効果(?)を上げているように感じる」と記述。「ここに至るまで、小川前市長とその取り巻きの人々(?)の巧みな戦略に『翻弄され続けた』というのが、実態だと思う。(ため息x2)」などと記していた。