公明斉藤代表、新党組む立憲野田代表から「私への謝罪がありました」と報告 

新党「改革中道連合」の名称を発表する立憲民主党の野田代表(左)と公明党の斉藤代表(2026年1月16日撮影)

公明党の斉藤鉄夫代表が16日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。新党「中道改革連合」を結成した立憲民主党の野田佳彦氏から謝罪を受けたことを明らかにした。

斉藤氏と野田氏は16日、国会内で会見し、高市早苗首相による急転直下の衆院解散方針を受けて、両党で結成することで合意した新党の名称を「中道改革連合」(略称・中道)とすることを発表した。

斉藤氏はXで「新党構想をめぐり、事実と異なる受け止めや憶測が一部で広がっているため、改めて、経緯と私の立場を明確にお伝えします。まず申し上げます。公明党は、いかなる時も不誠実な政治は行ってきていません。これは自民党に対しても、他のいかなる政党に対しても同じです。自民党との連立政権下において、他党と新党構想や政治勢力の結集について協議した事実は一切ありません。水面下で政局的な動きを行ったことも、断じてありません」と書き出した。

そして「昨年の自民党総裁選の時期に、野田代表と意見交換した内容は、給付付き税額控除などの経済政策についてのみです。新党構想や政治勢力の再編について話した事実はありません。その後、公明党は連立を解消しました。そして、昨年9月の参院選総括において公に確認された、『対立や分断ではなく、国民生活を守るための中道改革の軸が必要だ』という問題意識のもと、その時点から初めて、党として検討を進め、その考えを、各党・各議員に広く呼びかけてきました。この流れは、揺るぎません」とした。

野田氏は13日、前日に斉藤氏と行った会談について取材陣に聞かれ「(斉藤氏が)やっぱり高市総理に一泡吹かせたいなという思いの強さは感じましたので、強い連携を図ることができると思います」などと話していた。また、野田氏は総会で、公明党が自民との連立を解消する前である、昨年の自民党総裁選頃から新党協議をしていたかのような発言をし、テレビ番組などで訂正したこともあった。

斉藤氏はこうしたことを受けてか「なお、先日のテレビ番組での野田代表の発言については、ご本人から『認識に誤りがあった』との説明と、私への謝罪がありました。この点も、事実として明確にしておきます」と報告。「政治において最も大切なのは、信頼と誠実さです。憶測や印象で語られる政治では、国民の暮らしは守れません。公明党はこれからも、政局ではなく国民生活を最優先に、誠実で責任ある政治を貫いてまいります」と述べた。