百田尚樹氏、高市首相会見に“怒りモード”「非常に失望した」「逃げてるじゃないですか」

日本保守党代表の百田尚樹参院議員(2025年8月撮影)

作家で日本保守党の代表を務める百田尚樹参院議員が19日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日行われた高市早苗首相の会見を受けて行った、自身の記者会見のYouTube動画をアップした。

高市首相は官邸での会見で、23日の通常国会冒頭で衆議院を解散すると表明。「高市早苗が総理でいいのか、主権者たる国民のみなさんに決めて頂くしかないと考えた」などと述べ、「与党で過半数」の勝敗ラインに、総理としての進退をかける意向も示した。対する立憲民主党と公明党の新党「中道改革連合」は綱領と基本政策を発表した。「高市解散」表明を受け、戦いの幕は切って落とされた。衆院選の日程は1月27日公示、2月8日投開票となる。

百田氏はこの高市氏の会見について聞かれ、まず「ひと言でいうと“長い”。3分の1くらいでええな、と思いましたね。しかも、やたら芝居臭かったんですけど、その割には胸を打つものはなかったかなと」と切り出した。

そして「まず“解散の大義”について、高市さんは、これは総理信任選挙やと。こんなん初めて聞きましたね。政策の信任やったら分かりますよ。日本はアメリカのように大統領制じゃないですから。これ、ありえないですよね。そうなってくると、政策じゃなくて“自分個人のための選挙か”と受け取る国民も多いんじゃないかと思いますね。そんな個人的な理由で選挙かよ、っていうのは私は思いました」と続けた。

さらに「非常に失望したのはね、減税、環境破壊と再エネ(などについて)…まったく言及がなかったです。それと移民問題、これにも全く言及がなかったですね。日本の未来に大きなかげを落としている移民問題にひと言も触れなかったですよね。彼女は30分の演説の間“私は逃げない”と言っていましたが、移民問題から逃げてるじゃないですか。そういった意味で今回の高市さんの表明は、これ、何のための選挙か? ほんとにピンとこなかったですね」と指摘。

「減税で言うと食料品に関しては2年間消費税をゼロにするとおっしゃってましたけど。高市さんずっと与党やったやないですか。(総理になった)10月から今日まで3カ月間ありましたよね。じゃあどうしてそれをしなかったのかと。与党がね、“次の選挙でこれやります”ってね、何で今やらへんかったものを言うなよ、といつも思いますね。与党の公約っていうのは実にでたらめだと思います。“私はこれをやります、あれをやります”と与党が掲げるんですが、それやったらなんで、今までしなかったの?と」などと厳しく指摘した。

百田氏はXにも文字で、この自身の会見について「こちらは高市総理とは違って、台本無しで喋りまくっています 結構、怒りモードです」と記していた。