田中眞紀子元外相(82)が22日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモートで生出演。高市早苗首相が発表した衆議院解散の「大義」をめぐって、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏(79)と激論を交わす一幕があった。
高市首相は19日の官邸での会見で、23日の通常国会冒頭で衆議院を解散すると表明。衆院選の日程は1月27日公示、2月8日投開票となった。
田中氏は「何で解散するのか、理解ができません」と前置きした上で「1回解散すると700億円かかる、諸経費。財源が厳しくて国の財政が破綻しているときに、なんでこういうことを簡単に思い付くのか」と投げかけた。
その上で「理由は簡単で、政治とカネの問題、統一教会と自民党の関係、いろいろあるから、それを隠すのに解散っていうのが一番早いと思われるんでしょうけど。これだけの費用をかけてやる問題ではないと思います」と語った。
一方、橋本氏は「だって高市内閣のやってることはいけない、この内閣を早く倒したいと野党は思うんじゃないですか? だったら解散しかないんですよ。政権交代するには」と主張。「高市さんは今まで随分、野党の要求を丸のみしない限り、政策は進まないと。そういう状況続きましたね。過半数、ありません。参議院だけじゃなく衆議院だってギリギリです。強い政治をやろうとすれば、これはやはり解散に打って出て、そして安定多数を出来れば得て。そうすれば、強い政治ができると。そしてそれを選ぶのは主権者である国民自身であると」などと語った。
橋本氏の主張を受け、田中氏は「でも新年度予算の成立をまずさせるとか、国民に対する責任があるはずですから。内閣を持ってるからには。そういうことをやってから解散でもいいわけです。しかも衆議院の任期は4年間ございますから。1年3カ月しかたってないのに、莫大(ばくだい)な費用をかけて、国会を解散することは間違ってます」と打ち消した。