野村修也氏VS立民・小西洋之氏 第2R「なぜ変わったのか説明を」「いつでも番組に」

左から小西洋之議員、野村修也氏

中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏(63)が25日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。立憲民主党の小西洋之参院議員(53)の主張に対して、あらためて異論をつづった。小西氏も、この投稿に反応し、自身の主張の正統性を訴えた。

野村氏は昨年10月、立憲民主党と国民民主党が安全保障政策の溝を埋められず、首相指名選挙の統一候補擁立を断念した際に「今回の動きで、立憲民主党は共産党と社民党と手を組むしかないことがはっきりした」と私見を投稿。これに対し、小西氏は「このような軽薄な人物がメディアに出ていることは疑問だ」と前置きし「玉木代表の『違憲のものを合憲にしろ』『そうでないとトランプ大統領と向き合えない』等の主張を是とし、違憲の集団的自衛権行使で国民が死傷等しても構わないのか」と反論。基本的人権を尊重する弁護士法第1条に抵触しないのだろうか、との見解も示していた。野村氏はその後、「今回、中道の合憲論に与したようですが、たった2ヶ月で憲法を巡る状況に変化があったのでしょうか」と疑問を投げかけると、小西氏も「野村様、キー局MC等も務められる方ですので、ご批判等頂く際には私の国民の皆様への公のご説明等をご確認頂きたく存じます」と要望し、「中道改革連合の安保法制に関する基本政策の合意は、私としては、憲法や立憲主義に適合し、かつ、立憲民主の党見解と整合するものと考えています」などとした自身の主張のリンクをポストしていた 

これに対し、野村氏は「当然ご説明を読んでからポストしてます」と反論。「今回のご説明が可能ならば、昨年10月の時点でも平和安全法制は合憲と言えたはずです。しかし、その時点でのご発言は、違憲のものを合憲と言えという弁護士は弁護士法に違反しているというご趣旨だったはずで、今のご意見とは明らかに異なっています」と指摘した。続けて「考えが変わることは悪いことではないと思います。変わっていないと強弁するのではなく、なぜ変わったのかを有権者に説明するのが、国会議員のあるべき姿だと思います。私は、先生がお考えを変えた理由に興味がありますし、先生の支持者の方々もそれを知りたいと思っているのではないでしょうか」と持論をつづった。

小西氏はこの野村氏の投稿にもリアクション。「私は安保法制の11の自衛隊の行動には合憲も違憲もあると一貫しています。この度の中道の見解は『同盟国への武力攻撃が同時に日本侵略の手段である局面等の自国防衛に当たる武力行使は合憲』と確認したとの理解です。野村様は責任あるメディア人、法律家であり論理を尽くした野党批判をお願い致します」と返答した。

小西氏はさらに「例えば、高市総理の台湾有事答弁は、それが誰を何のために守る武力行使なのかさえ全く答弁せず逃げ回っています。これは『手の内をさらす』云々などでは全くない話です」と訴え、これまでの国会で首相発言などの真意を問うただした質問主意書のリンクをアップ。「野村様は弁護士資格を持つメディア人なのですから、こうした国民の生死と国の存亡が懸かった問題について、きちんと放送番組で発言し、論じて頂きたいと思います。そのことは、放送法の趣旨に合致し、かつ、弁護士法1条の趣旨に合致するものと存じます。必要であればいつでも番組にお邪魔させて頂きます」と呼びかけた。