松山千春が衆院選の争点「消費減税」に痛烈指摘「結局は次の世代への借金になるわけだ」

松山千春(2023年撮影)

シンガー・ソングライター松山千春(70)が25日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。衆院選(1月27日公示、2月8日投開票)の争点の1つとなる消費税減税について私見を述べた。

「一生懸命頑張って、消費税。食品にかかる消費税はなくそうとかね。すべての消費税を基本的になくそうとかね。各政党が言ってるんですけどね、じゃあどこが争点になるんだって、逆に言えばこっちからすれば言いたくなるんですけどね」と切り出した。

「今年度、国家予算は122兆円です。122兆円と言われてもピンとこないと思います。我々が扱うような金額じゃありませんから。ところが、入ってくる税収、我々の払っている税金は90兆いってません。80数兆です。いわゆる、80数兆の税金なんだけど、120兆円使って政治をする」と状況を説明。「そしたら40兆近い差額はどうなるわけ?」と投げかけた。

そして「国債は発行しないとかいろんなこと言ったりするんだけど、結局は次の世代への借金になるわけだ。こんなこと毎回続けてだぞ。第1回の東京オリンピック、1964年かな。その年以来、毎年のように何十兆円っていう赤字を出しながら、今日本はですよ。トータルで1500兆円以上の借金を抱えてるんですよ。1500兆円以上の借金持ってるんだよ。俺たちはそんなに金なかったんだけど、日本国民みんなそれっていろんなものに使っちゃったんだよ。それを次の世代に渡してしまうような形になってるわけだよ」と投げかけた。

続けて「そんな中で、消費税をなくとか、下げろって。これバカにならない。10兆円とかな。食品に対すものだけでも8兆円とかな。それぐらいの税収に当たるわけですから。じゃあ一体、この後、何千兆円まで俺たちは借金しながら次の世代に国を渡すことになるんだ? って考えたら、そうそう簡単に消費税は食料品にかかってはなくそう、一般消費税に関してもなくしていく感じで。そしたら所得税、法人税、相続税とかな。こういうものを上げていくしか、ないわな? もちろん国家予算が国家予算だからな」と私見を述べた。

さらに「あとは国家予算を下げる。122兆を100兆以下にしなさいって言ったら、国の予算が減るっていうことは国の仕事も減るっていうことだよな。日本はどんどん小さくなってしまうわな。経済大国、世界で1番だ2番だって言ってた頃の日本の景気の良さ、ああいうのを取り戻したいなら、ある程度の予算を、税収を見込めないとやっていけないじゃないかなと思います」と語った。

生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。放送当日でデビュー50周年を迎えた。1977年1月25日にシングル「旅立ち」でデビュー。