【衆院選】高市首相、1月の「日曜討論」も1人だけ収録出演だった 衆院解散検討報道の直後

1月31日、左手に白いサポーターを巻いて自民党候補の応援演説を行う高市早苗首相

自民党総裁の高市早苗首相は1日、当初予定していたNHK「日曜討論」(日曜午前9時)への生出演を、急きょ見合わせた。番組冒頭、司会を務めるNHKの伊藤雅之解説委員が「今朝、こちらに連絡がありました」と明かした。この日は、与野党11党の党首が出演し、衆院選(8日投開票)前、事実上、最後の「党首直接対決」となる予定だったが、自民党だけトップ不在で、代理出演となった。

「日曜討論」では先月11日、生出演した各党党首に今年の展望を問うインタビュー企画が放送されたが、高市首相はこの時、1人だけ、その3日前に事前収録したものが放送された。

1月9日深夜、同23日召集の通常国会冒頭での衆院解散を検討していることが読売新聞電子版で報じられた直後で、高市首相が登場したパートは「8日に収録されました」というテロップ入りで放送された。

一方、この日の「日曜討論」欠席について、代理で出演した田村憲久元厚労相は「昨日の遊説中に腕を痛めて治療に向かっているということです」「元々選挙戦に入る前に若干痛めておられたらしいんですが、選挙戦で握手をされたり、いろんなことをされて、ご本人も、目いっぱい動いておられるので痛められたということ。その治療などがあり、本日は出席できないということでおわびを申し上げます」として陳謝した。

高市首相も自身のX(旧ツイッター)を更新し、「実は、ここ数日の遊説会場で、熱烈に支援してくださる方々と握手した際、手を強く引っ張られて痛めてしまいました。関節リウマチの持病がありまして、手が腫れてしまいました」と、説明。「急遽医務官の方に来ていただき、お薬を塗っていただき、しっかりテーピングもしていただきました」とした上で、「今日も皆様に自民党の政策の大転換についてお届けするべく、岐阜、愛知に伺います」と記し、午後に予定されている遊説は予定通り行うとつづった。高市首相は実際に、岐阜、愛知両県を回り、遊説した。

自民党ホームページによると、高市首相は2日も、山梨、長野、新潟各県で街頭演説を予定している。