元警視庁警部補で国際捜査官の小比類巻文隆氏が2日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。先月末に上野で約4億2000万円が奪われ、羽田では約1億9000万円の強盗未遂と東京都内で連続した事件について、このお金について言及した。
自身も事件の捜査で4億円の現金を押収した経験があるという。「大きなスーツケースに入れて、たった1人で運んでいました」と振り返った。「現金がこういった形で特に都市部、東京都内で個人がスーツケースで持ち歩くのは決して珍しいことではないです」とした。
今回は、日本の暴力団と海外の犯罪組織が結託していたとみている。現金の運搬について、「そういった情報が裏社会でやりとりされているのも珍しいことではないですね」とも語った。
これだけの現金を運ぶのであれば、なぜ警備会社に頼まないかの疑問もある。これには「警備会社に業務記録として何月何日に何億運んだという正規の記録が残ります。銀行に預けたとすると、その通りの記録が残ってしまう。記録に載せづらい、できれば記録に載せたくないお金という可能性がある」と推測。上野では日本人と中国人の男女合わせて7人が運搬に関係していたが、「警備とか敷かないで奪われてしまうと言うリスクもあるので、頭数をそろえていた可能性がある。正式な商取引に乗せられないやりとりをするには、避けては通れないリスク」とも話していた。