舛添要一氏「維新はいらなくなる」自民圧勝の情勢調査受け「私が高市首相なら、さっと切る」

舛添要一氏(2016年5月撮影)

前東京都知事で参院議員時代に厚労相などの要職を歴任した国際政治学者の舛添要一氏が2日夜、X(旧ツイッター)と音声プラットフォーム「Voicy」を更新。衆院選(8日投開票)の各社の情勢調査で自民党が単独過半数(233議席)を大きく上回ると報じていることを受け「自民党が単独過半数を獲れば、維新はいらなくなる」とし、その方が気兼ねなく「自民党の思い通りにできる」とし、自民党と日本維新の会の連立政権解消の可能性を指摘した。「その時にいい政治ができるかっていうはまた別」とも警告した。

報道各社の情勢調査は自民圧勝の見通しを伝えている。朝日新聞の調査の推計上限では、自民党が単独で300議席を超える306議席に達するとの調査結果が報じられている。

舛添氏はまず前提として世論調査について「きちんとした調査をやってると思うんですけど、1つの問題は電話調査ですから、昼間仕事してる時、そんなの来ても現役の人は答えられません」と解説。また、調査時に態度を決めていない人が「半分ぐらいいるわけですから、この人たちがどう動くかでまだまだ決まらない」とも指摘。「まだ日にちがありますから、あと5~6分日あるわけですから、その間に何が起こるか分かんない」と、情勢調査結果を論じるにあたっての前置きを語った。

この上で、舛添氏は情勢調査通りに自民党が大勝した場合、何が起こるかについて分析。「一つはですね、連立政権どうするか。単独過半数は(政権運営が)絶対やりやすいわけですから、自民党が単独で過数を取れば維新いらないわけですね」と、高市早苗首相が維新との連立を解消する可能性に言及した。

自公連立の際は、国交相を公明党が出す閣内協力だったが、自維連立は閣外協力で大阪では選挙区で競合している。舛添氏は「もし自民党が単独過半数で圧勝すれば、私が高市首相だったら『ありがとうございました、今までは。もう維新いりません。我々一人でやります』と(言います)。しかもその時、理由付けに『こっちが一生懸命選挙やってる時に競合して戦ったじゃないですか』と。だから『選挙協力もやらなくて、それはもう連立できませんよ』って言って、さっと切ること簡単なんですね」と解説した。

舛添氏は、各社の情勢分析を踏まえ、高市氏は「単独で政権を作る絶好のチャンスがある意味で来てる。そうするとこの前までは公明、今は維新という連立のパートナーに気兼ねをしないで済むんですよ。彼らの言うことを聞いたりと政策を変えたりする必要ないんで、まあ自民党も思い通りにできると。おそらくそういうことになる」と高市氏の考えを推測してみせた。その上で、自民党が圧勝して「思い通り」にできるようになることについて「その時にいい政治ができるかどうかっていうのはまた別」とも警鐘を鳴らしている。