【衆院選】食品消費税ゼロは「やるやる詐欺」れいわ候補が自民税調「簡単じゃない」発言に鬼指摘

松島みどり氏(14年11月撮影)

衆院選(8日投開票)東京14区で立候補している自民党の松島みどり前衆院議員(69)の消費減税をめぐる発言がネット上で注目を集めている。

松島氏は高市内閣で内閣総理大臣補佐官を務め、税制調査会の副会長でもあった。その松島氏は1月30日に生配信で行われたYouTubeチャンネル「ReHacQリハック」の14区討論会に出席。党の公約の1つに掲げる2年間の飲食料品の消費税ゼロをめぐって、元テレビ東京のMC高橋弘樹氏から「(松島氏は)税調インナーですから。もし今回、自民党が過半数取ったら、税調としてもその方針に賛成していくんですか?」と聞かれ、松島氏は「いや、あの…それは中(自民党税調)で議論を…。いや、それはね、やっぱり、(党内に)いろんな考えがありますから。だって総理が言って公約になったからって全部賛成したんだって、自民党の中ってそんなに簡単じゃないですから」と返答。その瞬間、リモートで参加していた、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表(58)が「公約って何なんですか、それ?」とツッコミを入れた。

高橋氏から「自民党内にもいろんな議論がある?」と聞かれ、松島氏は「はい、あります」と返答。その上で「公約ってどの党でもそうだと思いますけど、前回の衆院選や参院選で過半数を失ってから、やはりいろんな他党との交渉によって、国民民主党さんがおっしゃる『手取りを増やす』は言い考えだと思いますし。私もかつてサラリーマンだった時、独身でいっぱい税金も社会保険料も取られて頭きてましたから。そういう方向(103万の壁の引き上げなど)に動いたのは、いろんな党の考えを入れるのはいいことだと思いますので」と一気に語った。

その後、櫛渕氏から「内閣総理大臣として与党が権利を持ってて、公約を掲げていながら、それで選挙をして、仮に多数を取った場合でも、その公約は実現しませんとおっしゃってるのは、あまりに酷くないですか? やるやる詐欺ですよね」と指摘された。

松島氏は「自民党が過半数を占める、もちろんそれを目指していますけど、そうなるかは分からない。私は税調の幹部という立場で昨年の暮れは、一昨年も同じことだったと思いますけど、自民党の中で議論して、昔は自民党の中で議論したらその通り決まりましたけど、それは国民民主党さんとこれから相談にいってきます、公明党さんに相談いってきます、それが必ずありましたから。これからの実現の仕方はもちろん、過半数取らなければ起こらないし、総理大臣が与党としてやりたいと願っても党内の議論でできないこともあります。税調に限らず、今までもありました」と語った。

動画のコメント欄には、さまざまな意見が書き込まれていた。「『総理が言って公約になったからって全部賛成したわけじゃ…』どう聞いても『高市さんが何言おうが税調で決めます』としかきこえないんだけど、これでも高市応援団は自民党ってだけでこの人を推すの??」「党の方針と個人の見解が違い過ぎる! 信用できない!」「ていうか高市氏以外は消費税いじりたくないわけですからね。そりゃそういうでしょう」などの声が寄せられていた。

東京14区は松島氏、櫛渕氏の他、国民民主党の長南貴則氏、参政党の丹悠氏、共産党の原努氏が出演。

消費税をめぐっては、東京27区の自民からの立候補者が「リハック」の討論会で、消費税を12%とする案が浮上しているなどとする一部報道をめぐって「来てないわけではありません」と匂わせコメントを発した。その後、自身のXで「消費税12%への議論をしている事実は全く無いことを確認しました」などと発言を訂正した上で謝罪している。