立憲民主党の蓮舫参院議員(58)が4日、「週刊文春電子版」が3日夜に報じた、高市早苗首相(自民党総裁)をめぐる新たな疑惑などを念頭に、首相が出演をキャンセルしたNHKの討論番組での議論を呼びかけた。
高市氏は1日、NHK「日曜討論」に出演予定も本番前に出演キャンセルを発表。与野党11党の党首が生出演し、衆院選で訴える党の政策などについて主張し議論をかわすことになっていたが、高市氏の代理で田村憲久氏が出席していた。高市氏は自身のXで「実は、ここ数日の遊説会場で、熱烈に支援してくださる方々と握手した際、手を強く引っ張られて痛めてしまいました。関節リウマチの持病がありまして、手が腫れてしまいました」などと釈明。その後、同日に予定されていた岐阜、愛知での遊説はこなしていた。
3日夜、「週刊文春電子版」が高市氏のドタキャン騒動をめぐって、「衝撃スクープ 高市首相が『日曜討論』出演キャンセルを2日前から準備していた」などの見出しで新疑惑を詳しく具体的に報じた。当該記事を紹介した週刊文春のX公式アカウントのポストにも、ユーザーたちから高市氏への厳しい声が相次いでいる。
この日、先行して辻元清美参院議員(65)が「日曜討論のドタキャンが2日前から準備されてたという文春の報道」と状況を説明。「もちろんリウマチはとても心配です。私でさえ身体しんどい」と体調を気遣ったうえで「でも、旧統一教会関連団体が高市さんの政治資金パーティー券を購入したという疑惑が報じられたばかり。加えて、物価高に苦しむ国民の前で『外為特会ホクホク』という驚くべき発言。高市さんの口からちゃんと説明せなあかんことだらけ」と指摘した。
続けて「有権者の判断材料ないまま、逃げ切り選挙をするつもりと取られかねません」とつづると「もう一度、NHKで党首討論やったらどうでしょうか?」と呼びかけていた。
そして蓮舫氏も「辻元清美さんの指摘、その通りだと思います。『逃げた』と取られるのも政治家として、総理大臣として異論もあると思われます。投開票の前に総理から各党党首討論を申し入れてほしい」と投げかけた。