自民党の石破茂前首相は8日、衆院選鳥取1区で早々に当確を決めた。96年の小選挙区制導入以来負けなしの11連勝で絶対的な安定感を示した。同区には石破氏のほか、国民民主党の谷川裕美氏、参政党の豊哲也氏、共産党の塚田成幸氏の計4人が立候補。中道改革連合は同区に候補がおらず、自主投票となったが、多くが石破氏支持に回ったものとみられる。
自民党内の石破降ろしによって退陣に追い込まれた石破氏。選挙戦終盤の7日には自身のX(旧ツイッター)で「今度の選挙は、SNSとかね、スローガンとかね、そんなことばっかりなんだけれども、もうちょっと選挙はしっかりみんなに考えてもらう…有権者をバカにしたらいけん、と私は思うんですよ。そういう選挙をきちんとやっていきたいと思いますし」と、スローガンやSNSでの発信が前面に出され、党同士の政策の熟議もなされない傾向の強まった選挙のあり方に、苦言を呈していた。