国民・玉木雄一郎代表、衆院選惨敗中道との関係めぐり「だれが新しいトップになるかよりまず…」

衆院選後、初めてとなる定例会見に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表

国民民主党の玉木雄一郎代表は10日の定例会見で、衆院選で大惨敗し共同代表2人の辞意表明を受け、週内に新たな代表選びを予定している中道改革連合との今後の関係について「だれがトップになるかというより、衆議院と参議院の関係がどうなるのかが見えないと、どうお付き合いをしていくのか我々も分からない」と、戸惑いをまじえて口にした。

中道は衆院選の直前、立憲民主党と公明党の衆院議員が合流して結党されたが、参院では立民と公明の2党がまだ残っており、選挙後に合流が見込まれていた。しかし、衆院選の惨敗を受けて、立民の参院側には合流に慎重な声もあるとされる。

今度、中道とどう付き合っていくか問われた玉木氏は「他党のことなのであれですが、まず衆議院と参議院の関係をどうするのかが見えないと。我々としてもどういうお付き合いをしていけばいいのかが分からない」と指摘。「参議院の立憲民主党と公明党はまだ存在している。また、参議院の立憲民主党の綱領には原発ゼロと書いてあり、中道の綱領には書いていない」と、重要政策をめぐる衆参での違いにも言及した。

その上で「選挙前には、いっしょになっていくということをおっしゃっていたが、結果を受けて、思惑が違うのかなという発信も出てきている。まずは、だれがトップかということより、衆参で分かれている政党がいっしょになるのか、ならないのか、それがどうなるかをまず見定めていきたい:」と、述べるにとどめた。

中道の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表は9日、衆院選の結果を受けて引責辞任する意向を表明した。11日の議員総会で代表選実施を提案し、12日に告示、13日に新代表を選出する方針で準備を進めている。ただ、立民出身の中では、大物や次世代リーダー候補と目された候補者が軒並み落選しており、次期代表候補には立民時代に党代表を務めた泉健太氏や、幹事長経験者の小川淳也氏らの名前が挙がるにとどまっている。