参政党の神谷宗幣代表は12日夜に放送されたBSフジ「プライムニュース」に生出演。8日に投開票された衆院選で歴史的圧勝を収めた自民党で、選挙期間中に高市早苗首相(党総裁)が出演した動画広告が、1億万回以上再生される「億バズリ」となり、圧勝の一因となったとみられていることについて言及した。
司会者から「自民党は今回、かなり広告費をつかったのではないかと、神谷さんはどこかで指摘されていた。それは感じましたか」と問われ、「感じましたね」と苦笑いしながら応じた神谷氏。「1億3000万回以上回っている動画もあり、全国民が1回以上見ていますよねという話で、あれだけ回そうと思えば、数億円かかると思う」と述べ、巨額の広告費が投じられたのではないかとの見方を示した。
その上で「しかも今回はわが党もそうですが、各党が広告費をかなり出したので、(広告費の)単価も上がっている。そういう中で、あの再生数をたたき出すというのは、なかなか」とうなりつつ、「うちなんかは広告もかけているけれど、オーガニックで(再生数が)伸びているものもある。『いいね』は多いんです。みんないいと思ってオーガニックで伸ばしてくれているんだけれど、自民党は視聴者数は多いけど、『いいね』が全然、ついていないので、明らかに広告でやっているというのが顕著に見えた。(参政とは)違うなと思いました」と、自民党の戦略を分析した。
高市首相の動画は、YouTubeの自民党公式チャンネルに投稿されたもので、約30秒の内容。衆院選公示日前日の1月26日にアップされ、「高市早苗です。挑戦しない国に未来はありません」などと主張する内容で、選挙戦終盤の6日に1億3000万回再生を記録。SNS戦略での「ひとり勝ち」も、自民の衆院選圧勝の要因になったと指摘が出ている。