泉健太氏、“衝撃5票差決着”中道代表選の結果にコメント「意向を持って、こうはできない」

中道改革連合の代表選後、取材に応じる泉健太氏(撮影・中山知子)

中道改革連合の泉健太氏は13日、東京都内で報道陣の取材に応じ、党代表選で、小川淳也・元立憲民主党幹事長が、5票差という僅差で階猛氏(59)をやぶり新代表に選出されたことについて「1人1人が自ら考えて投票した、ということに尽きると思う」と語った。

投票は、公明党出身28人、立憲民主党出身21人の計49人により行われた。階氏は22票、小川氏は27票だった。新代表の任期は来年3月末。代表選の結果は「ふたをあけてみないと分からない」といわれる一方、要職経験が多い小川氏を優勢とする見方もあったが、ふたをあけてみると、階氏とはわずか5票差。大接戦となったことは、衝撃を持って受け止められた。

泉氏は「1人1人が自ら考えて、投票したということに尽きると思う。(何かの)意向をもって、こう(いう結果に)はできない」と述べた上で、「きょうの両者の(最後の)演説の結果だったのなと思う」とも推測した。

投票前の最後の訴えで、岩手1区が選挙区の階氏は、ドジャース大谷翔平投手らを育てた花巻東の佐々木洋監督の「夢と目標は違うということ」という言葉を用いながら、自身の目指すビジョンを語り、小川氏は「両親がパーマ屋を営み、私は3人兄弟の長男として育った」と自己紹介をまじえ、「私事で恐縮ですが」として自身の娘に子どもが生まれたことに触れながら、次世代にどんな社会を残すべきかという観点などから、主張を口にした。

中道には、現在まだ合流の見通しがたっていない参院側の公明、立憲民主両党の議員や地方議員の対応など、難題が山積している。泉氏は党の今後を念頭に「まずは中道としての役割を果たすことに尽きる。中道は、中道として、いい国会論戦をして、中道に国政を任せたいという(思いを国民に持ってもらうことで)求心力を高めていきたい」と述べた。

立民代表の経験があり、SNSでの発信力も高い泉氏は当初、代表選への立候補が有力視されていたが、今回は立候補しなかった。