BS-TBS「報道1930」のキャスターを務める松原耕二氏が15日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。自民党が衆院選の公約に掲げた「2年間の食料費の消費税ゼロ」の実現性に疑問を示した。
自民が大勝した衆院選を振り返りながら、消費税減税の実現性について議論した。
今回の衆院選ではほとんどの党が消費税減税もしくは廃止を掲げたが、松原氏は「もともと高市政権が選挙の争点つぶしという側面もあって、これ(消費税減税)を出してきた」と説明。自民は消費税減税について国民会議でまとめるとしているが「国民会議に丸投げしてるというのは、やらないエクスキューズに使おうとしているんじゃないかという見方(がある)。あるいは本当に実現できるのかという声が自民党内にもある」と述べた。
代替財源は2年間で10兆円が必要とも紹介。「いろんなものかき集めても、ちょっと難しいんじゃないかなと見られている」と指摘し、「仮にできたとしても、その後高市政権が本丸と言っている給付付き税額控除をやろうとすると、設計にもよりますけど毎年3兆とか5兆とかかかると言われている。これは毎年かかるわけです」。さらにアメリカからは防衛費の増額を求められており「現実的に考えると、増税が待っているんじゃないだろうかと。普通に考えるとですよ? 消費減税をした後にもっとすごい増税をするとなると、妙な話だなということになる」と予測した。
松原氏は「社会保障も現実的に持続可能じゃないし、市場もじっと見てるわけです。これだけの議席を得たわけですから、痛みを伴うことも含めて国民に語れる政権であって欲しいし、長期的な全体像をしっかり説明して欲しいと強く思います」と訴えた。