国民・榛葉幹事長のNHKでの発言に玉木代表がXで反応「幹事長がバラしてしまいましたが…」

国民民主党の榛葉賀津也幹事長(2025年5月撮影)

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は15日、NHK「日曜討論」(日曜午前9時)に出演した際、18日に召集される特別国会で、衆議院の憲法審査会に玉木雄一郎代表が所属することを、サプライズで明らかにした。

これに対し、玉木氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「榛葉幹事長がNHK日曜討論でバラしてしまいましたが、私が憲法審査会に復帰する方向で調整しています」と記し、事実と認めて、思いをつづった。

この日の放送では、衆院選で自民党が圧勝し、今後、国論を二分するような議論にも与党が踏み込んでいくとみられることに話題が及んだ。自民党から出演した井上信治幹事長代理は、「各党の意見を聴かないといけない部分と、我々が責任与党として進めないといけない部分が両方ある。バランスの問題と思っている」とした上で、「憲法改正などは典型だが、今までなかなか決着をつけることができなかった政策をしっかり進めていきたい」と意欲を示した。

これに対し、榛葉氏は「当然、3分の2があるので衆議院で(憲法改正に向けた)発議ができるし、あとは参議院でどうするかということ。いつも憲法審査会は選挙が終わるたびにリセットして、各党の意見表明の場になっている。確実に審議を加速して、進化させる手続きに入るべきだ」などと意見を述べた上で、「国民民主党は玉木代表が憲法審査会に入りますので、積極的に憲法の議論はリードしていきたい」と、明らかにした。

特別国会召集前で、各委員会の所属メンバーは公に発表されていない中での発言だったが、玉木氏は榛葉氏の発言から約2時間半後のこの日昼前に、更新したXで「榛葉幹事長がNHK日曜討論でバラしてしまいましたが、私が憲法審査会に復帰する方向で調整しています。高市政権の大きなテーマの一つは憲法改正になると思うからです」と記し、事実関係を認めた。

玉木氏は、「大切なことは、とにかく憲法改正したい与党と、一字たりとも憲法改正は許さない護憲野党とがポジショントークを続ける従来の憲法論議ではなく、時代の変化に対応した真に必要性のある憲法改正について、与野党間で丁寧な合意形成を実現することです」として、これまでの国民民主の改憲議論での取り組みを記しながら、「選挙が終わるたびに憲法審査会のメンバーが一新され、また、『振り出しに戻る』かのごとく、各々が言いたいことを言って時間が流れていく『言いっ放し大会』にならないような工夫が必要です」とつづった。

「いずれにしても、議論を拡散する方向ではなく、収斂させていく方向で議論を前に進めていきたいと思います。国民民主党として、建設的な憲法論議をリードして参ります」と決意をつづった。