自民党は17日、衆院選で初当選した新人議員66人を対象とした研修会の第1回会合を党本部で行った。あいさつに立った鈴木俊一幹事長は、「これだけの議席をいただき、メディアや国民からは厳しい目が向けられることになると思う。数はたくさん頂戴しましたが、常に謙虚な気持ちを決して忘れることがないようにしてほしい」と、呼び掛けた。
その上で、新人議員の発言について言及。「私もそうですが思うことを思い切り言うと、しゃべる本人にとってはスカッとして気持ちのいいものだが、自分の発言がどういう影響を及ぼすかを考えながら、発言にも気を付けていただきたい」と、念を押すように訴えた。
自民党ではかつて、2005年衆院選で初当選直後に「料亭に行ってみたい」「国会議員はグリーン車乗り放題」などとテレビの取材に答え、猛批判を浴び謝罪会見を開いた杉村太蔵元衆院議員(46=実業家)などのケースがあり、党側は特に目を光らせているようだ。
鈴木氏はその上で、「今回の選挙では、国民のみなさんの大きなご支持をいただき、かつてない議席をお預かりすることになった。しかし振り返ってみると、選挙の中盤から終盤にかけてなお、大変競り合う選挙区がたくさんあり、その競り合いに勝たないと逆の結果も生まれていたと思う」と述べた上で、「今回の結果はみなさまのご努力の結集。執行部としても、心から敬意を表したい」と、ねぎらいの言葉もかけた。
また「国民政党という立場という思いをしっかり持ちながら、国民全体に奉仕する。特定の人ではなく、国民全体に奉仕するという気持ちで頑張っていただきたい」とも述べた。
一方、自民党が政権を失った2009年衆院選で初当選した斎藤健元経産相もあいさつに立ち「今回の当選はもちろんみなさんのご努力もありますが、高市総理のお力によるところが大きい。次の選挙は自分の力で勝ち抜いて欲しい」と強調。「1年生といえども、(国会議員の立場は)最高の公人。身を慎み、信頼を失うことなく心がけて欲しい。1年生といえども、みなさんは貢献できる、持っているものを生かしていくために頑張ってほしい」と、激励した。