キヤノングローバル研究所上席研究員の峯村健司氏が19日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。中国が台湾で行うスパイ活動について解説した。
番組では、台湾で中国によるとみられるスパイ容疑で起訴された事件の件数が急増していることを紹介。21年は3件だったが24年には15件64人に一気に増え、容疑者の約3分の2が現役または退役の軍人だったことも伝えた。
峯村氏は台湾で中国のスパイが増えている理由について「内部崩壊させるには協力者を作ることが一番楽ですよね」と指摘。また「一番怖いのは、軍人だけじゃなくて例えば台湾当局高官の秘書の方とか、あとは警備の方を取り込んで。中には私も会ったことがある人もいるんですけど、まさかこの人がスパイなの?ってぐらいの人もいるんですね」と政権に近い人物がスパイ化した例を明かした。
さらに「一番私が恐れているのが、今年1月にトランプ政権がベネズエラにやった、マドゥロさんにやったようないわゆる斬首作戦。拘束したりとか暗殺したりというような、地ならしをしているのではないかと」と懸念。「頼清徳さんがどこにいるのか把握して、普段の行動を。何ならそういう人たちを使って、拘束したり暗殺したりというようなことを考えているのではないか」と語り、中国のスパイ活動について「ある意味お家芸。ゲリラ戦とか工作は中国共産党が長年やってきたきたことなので、一番得意とする分野ですね」と述べた。