西武新宿線、来春から快適新型車両「トキイロ」導入 全席にコンセントなど設備も充実

西武鉄道が新宿線で来年春からの運行を発表した新型車両「トキイロ」(イメージ)

西武鉄道は19日、新宿線に来年春から新車両「トキイロ」を導入し、有料着席サービスを刷新すると発表した。

現在、新宿線では連続立体交差事業の推進をはじめ、次世代の新宿線を目指した整備を進めている。最近は働き方やライフスタイルの多様化により、通勤通学といった日常の移動時間に対する価値観は大きく変化していることから、乗車時間を単なる移動ではなく、より快適に過ごしたいというニーズが高まっている。こうした背景を踏まえ、特急列車として運行している10000系車両の後継車両としての新車両「トキイロ」の導入を決めた。

「時の色」をイメージして名付けた「トキイロ」のデザインは朝、昼、夕の空の色をもとに、街並みや人々の隙間をつなげる様子を視覚的に表した「エナジーウェーブ」に仕上げた。また、車内はリクライニングシートとし、全席にコンセントを設置するなど、設備面での充実を図っている。

この車両は塗装不要の軽量アルミを採用。従来の10000系車両に比べて、1両あたり約17%も重量を軽くした。VVVF制御装置の導入などにより、1編成(8両)当たりの消費電力量も約70%削減する。西武鉄道では、「導入により環境負荷を軽減して、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進する」としている。