国民民主党代表代行や民進党代表などを務め、理論派の論客としても知られた元参院議員の大塚耕平(おおつか・こうへい)さんが2日、心不全のため死去したことが、5日までに分かった。66歳。葬儀は近親者で営まれた。
4日、大塚さんの事務所が公表した。
「かねてより病気療養中のところ、令和8年3月2日、心不全のため逝去いたしました。なお、葬儀は、故人の生前の意思を尊重し、近親者のみにて執り行いました。ここに生前賜りましたご厚誼に対し、深く感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせいたします。みなさまにはお知らせが遅くなりましたことお詫び申し上げます」としている。
大塚さんは名古屋市出身。早大卒業後、日本銀行勤務を経て、2001年7月の参院選で当時の民主党から愛知選挙区に立候補し、初当選した。2期目在職時に発足した民主党政権では、内閣府副大臣や厚生労働副大臣を務めた。2020年9月に発足した現在の国民民主党の結党時メンバー15人の1人で、玉木雄一郎代表の党運営を支えた。
当選4回。2024年に参院議員を辞職し、同年11月の名古屋市長選に出馬し、落選した。今年2月の衆院選では、国民民主党愛知県連が愛知6区への擁立を検討したが、大塚氏側が体調不良を理由に辞退を申し入れていた。
訃報を受け、国民民主党は5日、公式サイトに追悼文を掲載。「国政に大きな足跡と幾多の功績を残され、国民民主党の礎を築いていただいたことにあらためて敬意を表し深く感謝いたしますとともに、謹んで哀悼の意を表します」とつづった。玉木氏も自身のXを更新し、「旧国民民主党の共同代表を共に務めるなど、この間の野党再編の荒波を共に乗り越えてきたかけがえのない戦友であり尊敬する先輩でした」などとするコメントを記し、追悼した。