高市首相「イラン問題など国際情勢でわが国の考え伝える」トランプ氏との首脳会談めぐり言及

高市早苗首相(2026年2月撮影)

12日に「風邪の疑い」で夕方以降の外交日程をキャンセルした高市早苗首相は13日、衆院予算委員会に予定通り出席した。

高市首相は、来週予定されるトランプ米大統領との日米首脳会談について問われると「トランプ大統領との信頼関係を一層強固なものにするととともに、安全保障や経済安全保障を含む経済など、あらゆる分野で日米関係を強化していくことを確認してきたい」と述べた。

自民党の小田原潔議員の質問に答えた。

その上で「イラン問題をはじめ中東情勢や厳しさを増す国際情勢について、我が国の立場や考えを伝えるとともに、じっくり議論を深めて参りたい」とも口にした。高市首相は、米国などによるイラン攻撃に対する日本の法的評価について、野党に見解を示すよう再三求められているが、日米首脳会談を控える中ということもあってか、かたくなに言及していない。

高市首相はまた、「日本外交の柱でもある『自由で開かれたインド太平洋』への日米両国の強固なコミットメントを、あらためて確認する機会にもしたい」とも語った。

この日の衆院予算委員会では、2026年度予算案の衆院採決に先立つ締めくくり総括質疑が行われた。予算案は委員会採決をへて夜の衆院本会議を通過し、参議院に送られる。週明けからは、自民党が少数与党の参議院で、「数の力」がある衆院とは対照的に、厳しい野党との攻防が展開される見通し。