高市首相“側近”、安倍晋三氏銃撃当日に妻が旧統一教会会合に代理参加していた 現場の奈良で

高市早苗首相(2026年2月撮影)

参院奈良選挙区選出の佐藤啓官房副長官は16日の参院予算委員会で、安倍晋三元首相が銃撃された2022年7月8日に開催された、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の集会に、妻が代理で出席していたことを明らかにした。

立憲民主党の蓮舫参院議員の質問に答えた、

蓮舫氏は、「TM報告書」と呼ばれる教団の内部文書に記されている内容について質問した際、教団の奈良の教区長の報告内容について事実関係をただし、佐藤氏は「一部は事実、事実が確認できない部分もある」と応じ、「私の妻が、旧統一教会の会合に、代理で参加したのは事実」とした上で、安倍氏の銃撃後に行われた党の調査では自身が出席したとして報告したと述べた。

蓮舫氏に当日が何の日かあらためて問われると「私の応援に来られた安倍総理が銃撃された日だ」とした上で、「私や事務所が開催を依頼したものではない。どういう経緯で開催されたかは承知してないが、何らかの形で招かれ、妻が私の代理で出席した」と述べた。開催の経緯に関しては、「事件以降、関係を断っている」として確認していないとした。

また、佐藤氏は安倍氏を銃撃し、殺人罪などに問われた山上徹也被告の裁判員裁判に昨年10月、証人として出廷したことも明かした。蓮舫氏は、事件当日に妻が旧統一教会の会合に代理出席していたことを裁判で話していないとして「旧統一教会を解散に追い込む先頭に立たないといけないあなたが、証言でも自民党調査でももっと前面に立ち、つながりはあったが統一教会との関係は断っていると率先して言うべきだったのではないか」と指摘したが、佐藤氏は「証言は、たずねられたことをお答えすることになっている。統一教会と私の関係について質問はなかった」と述べた。

蓮舫氏は「聴かれないと答えない。報道されなければ認めない。その姿勢で、官房副長官が政府の中で、旧統一教会の対応をしていくのには疑義がある」として、木原稔官房長官に対し、今後の被害者救済への対応から佐藤氏を「適していないので外していただけないでしょうか」と求めるひと幕もあった。

木原氏は「人事は総合的に判断して判断して決定される。(職務を)継続させるという決定に至っております」と、蓮舫氏の求めを退けた。

佐藤氏は、高市早苗首相に近い存在で知られる。